特設コーナーに
マエストロ森口真司出演の映画情報
をアップしました。
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映画「オーケストラ」を観てきました。実は7月中に観てきたのですが、忙しくてアップできてませんでした。
とある劇場の清掃人として働くアンドレイ・フィリポフは実はかつてボリショイ交響楽団で天才指揮者として名をはせていた。しかしながら共産主義時代、“ユダヤ主義者と人民の敵”と称されたユダヤ系の演奏家たち全員の排斥を拒絶したために名声の絶頂期に解雇されていたのだった。ある日、清掃中にアンドレイは、1枚のFAXを目にする。それは、演奏を取りやめたサンフランシスコ交響楽団の代わりに、パリのプレイエルに出演するオーケストラを2週間以内に見つけたいという内容だった。その瞬間、彼は、かつての仲間を集めて偽のオーケストラを結成、ボリショイ交響楽団代表としてパリに乗り込むことを思いついたのでした。
果たして成功するのかどうか?
というストーリーです。
かつての仲間達は、ほとんどの人が楽器も弾いてないような人ばかりで、しかも楽器も売っぱらってしまったような人もおるのですが、それをなんとかかんとか無理矢理仕立て上げてパリへ乗り込んだのでした。
しかもビザもないような人たちもいて、行く時の飛行場でビザを作成ってもうむちゃくちゃ(笑)
行く時の飛行機では、ロシアのオケのお約束のあれも当然やります。
ちょっと前のニュースでこういうのがあったのをご存知の方も多いと思いますが、この下の記事ですね。
http://amihappy.exblog.jp/4676485/
さらに、現地でも楽団員たちは観光やらアルバイトにいそしんで、結局ステリハも一回もしないまま本番に突入。
中にはバイトに精を出しすぎて1ベルにも間に合わないような団員もwww
つうか指揮者やソリストより遅く入ってるしwww
曲はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
ロシアのオケがやってきた。
人が遅刻したりしても決める時には決めてくれるんじゃないかとの淡い期待も冒頭からいきなり打ち砕かれます。
もう、アマオケでもあり得ないくらいのグズグズっぷりに客席でも思わず失笑が。
さて、今般の公演に当たり、指揮者のアンドレイはとあるソリストを強く推しました。
今をときめく新進気鋭のとあるヴァイオリニストで、マネージメントも驚くぐらいあっさりと決まりました。
どうやら、指揮者と楽団とは浅からぬ因縁があったようだという伏線がありました。
そのソロが入った瞬間、楽団員の空気の入り様がかわりた。
あからさまにソリストをリスペクトした上での熱演!
なんだなんだ?!
ってストーリーです。
答えはどうぞご覧になって確認下さいませ。
相当泣けます!
馬鹿映画と油断してたんで、かなり来てしまいました(笑)
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を上手く使った映画としては、北京ヴァイオリンもありましたが、この映画もかなり上手いと思いました。
さて、オケは実はブタペスト響なわけですね。どこまでが本物でどこまでが俳優さんかわかりませんが、コンマスの人って本物なんかしらね?あのジプシー弾き、本気でやってたら相当かっこよいですね。
あとはガス屋さんネタがおもろかった。
ただ不満があるとすれば、下手な状態と上手い状態との差が大き過ぎることですかねー。プロの良い演奏と悪い演奏の差ってもっと微妙だと思うのですが。例えば、名のあるオケが日本に来たりしてると悪い状態で、ああ疲れてはるなーなんて観てても、おめでたいお客さんとがブラボーとかやったりしてるじゃないですかー。プロってそのくらいは出来ると思うんですよね。映画でも冒頭でもそんな感じで始まって、んで、ソリストが入るともっとすごくなるとかやるようなんが出てきて欲しいんですけどねー。ってそんなマニアック過ぎる映画、誰も観いひんかも知れませんがwwww
あと、タイトルも内容考えると原題の方が良かったかも。
ソリスト役の女優さん(メラニー・ロラン、イングロリアス・バスターズにも出てた。)はパリ国立管の奏者にレッスンについて、2ヶ月間、毎日楽器の練習して撮影に挑んだそうです。とにかく、移弦だけは出来るようにしてエアーヴァイオリン(本人談)は完璧になったそうです(笑)
これも見物ですかね。
まだやってんのかどうか知りませんが、音楽映画に興味ある方は是非ともご覧下さいませ!
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ゴジラ ファイナル ウォーズ |
監督:北村龍平 |
製作年: 2004年 |
製作国: 日本 |
時間: 126分 |
というわけで予告通り「ゴジラ FINAL WARS」です。2004年に公開された映画ですね。文字通り最後!ということを前面に押し出して作られました。
さて、この映画では、ミュータントなる人たちやら宇宙人やらが出てきて超人的な能力を示しておりましたが、この能力の源となる要素として、菊川怜が発見したものがあります。
それが、ゲノム中に存在する「M塩基」です!!
そうです、これぞまさに「DNAが違う」なのです!!
ここまで来るとようやく「宇宙人のDNA」と言うことが出来ます!!
さて、DNAと言えば、二重らせん構造をしているという話は有名でありますが、この構造は、DNAの二重らせん構造はロザリンド・フランクリンという非常に優れた女性結晶学者によってその結晶構造が明らかにされ、なんかしらんけどその成果がいつの間にかワトソンとクリックにわたって論文発表されたものであります。これと別に二重らせん構造であることを裏付ける実験もまたありました。シャルガフによって発見されたもので、「動物、植物、微生物、どのような起源のDNAであっても、あるいはどのようなDNAの一部であっても、その構成を分析してみると、四つの文字うち、AとT、CとGの含有量は等しい」というものでした。つまり、結論として「アデニン(A)は常にチミン(T)と対をなしており、グアニン(G)は常にシトシン(C)と対をなしている」ということを示唆するものでした。
さて、くだんのM塩基はいったいぜんたいどこに入るのでしょう?何と対をなすのでしょう?(笑)実はMの他にM’があるっつう話やけど一般向けに話をやわらかくするために、ひとくくりにしてM塩基にしてるとかかしら?それかイノシン??それはそれでミューテーション入りまくりで大変そうですよ。
あとは、X星人が人類を家畜化する目的がミトコンドリア?!「そんなもん、人を直接食べんでも培養細胞とかで十分やん(笑)誰か培養法教えたげなよー!
え?「天然もんと養殖もんは違う?」ってじゃかーしーわー!!そんなこと言ってると「パラサイトイブ」のミトコンドリアをこっそりまぎれこませてしまいますよ(くす)などと思ってしまいますよね。
さて、映画自体は、ゴジラ+マトリクス+インディペンスを足して足しっぱなしっていう非常に濃厚な味わいの面白いものでした。単なる怪獣映画の枠組みを超えた大きな世界観に感服しました。
でも、主人公のかっこええ兄ちゃん(松岡昌宏です。念のため)よりも上司(ドン・フライ)とかX星人(北村 一輝)の怪演の方が目立ちまくってましたな。前半部では相当にかっこいいシーンがあったのですが、周りの人、キャラ立ちすぎです(笑)
しかしもっともすごかったのは、X星人の本格的な攻撃で世界が恐怖のどん底に襲われたあとにも関わらず何事もなかったかのようにはんなりと出てきた水野真紀でしょうかね。そんなにはんなりとした人が人類なわけがないX星人の罠に違いない!志村うしろ!逃げてー!!って思ったら普通に本人だったのに驚かされました。ある意味一番怪演でした。
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